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えりもの春には何がある?-Day2 中編-

「えりも短角牛」の話をする前に、「和牛」の基礎知識を少しだけ。

いまでは日本が世界に誇る“WAGYU”ですが、和牛と名乗れるのは「黒毛和種」、「褐毛和種」、「無角和種」、「日本短角種」の4品種(とその和牛種間の交雑種)のみ。この4品種以外は「和牛」とは名乗れず、「国産牛」になります。

4品種と言っても、そのほとんどが「黒毛和種」です。なんと和牛全体の約98%を占めています。日高地方にも和牛ブランドがいくつもありますが、ほぼ全てが黒毛なんです。たとえば、新ひだか町の「みついし牛」や平取町の「びらとり和牛」、昆布を餌にした「こぶ黒和牛」も有名です。

えりも短角牛はその名のとおり「日本短角種」の和牛です。日本短角種の飼養頭数は、全国でたったの約6000頭(割合でいうと和牛全体の0.3%)。とてもとても珍しい和牛なのです。一度は食べてみたいですよね。

えりもの高橋牧場は、そんな貴重な日本短角種を育てる牧場です。そしてこの牧場はファームレストラン「守人(まぶりっと)」も運営しています。つまり、ここへ行けば希少な短角牛を食べることができるのです!

牧場へ向かう途中、見晴らしのいい高台で放牧されている短角牛に遭遇しました。絶景に囲まれてのびのびと育てられる。そんな景色を眺めながら車を走らせていると、守人に到着しました。丘の上のひらけた場所に建つ一軒家です。

もぐもぐ探検隊による「守人」さんの紹介記事はこちら

前編で取り上げた「えりも緑化事業」、実は短角牛の放牧育成もそのひとつだそうです。守人という店名にもそんな意味が込められているのかもしれませんね。

後編に続く

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