えりもの春には何がある? -Day2 後編-



悪天候だったえりも岬にリベンジ。このスケール感を、ぜひ体で感じてほしいです。
岬から市街地へ戻ってきました。港町を見下ろす高台に、石段が続いています。その先にあるのが、えりも町の住吉神社です。


境内から海が見えるこの神社では、古くから航海安全や豊漁祈願など「海の守り神」として、地元の漁業者や住民に信仰されているそうです。
建立は1814年。函館の商人が住吉山に社殿を建立しました。1898年には強風で社殿が倒壊。やはり、えりもの強風は只事ではないのです。社殿は同年に現在地に移転再建され、その後、1937年の改築を経て現在に至っています。
毎年9月の例祭では神輿を船に乗せて海へ出る「海上神輿渡御」が行われ、およそ一時間半、えりも港周辺の海を巡り、豊漁と航海安全を祈願します。港町ならではの神事として、今も受け継がれています。

禰宜の手塚裕警さんは、「神職とモデルの二刀流」として、道内のテレビ番組や雑誌に出ることもあったそう。
「えりもは風が強いけど、春の穏やかな日は本当に気持ちがいい。えりもは何もないけど、そこがいい。」と裕警さん。

そして一行は、花々に囲まれた庭と、陽が降り注ぐ応接室へ。裕警さんのお母さんが手がけるこの空間には、なんと自作のタイニーハウスまで。今は陶器の破片で小道を舗装しているところで、まるで等身大のドールハウスのよう。溢れるファンタジーに心和みました。






裕警さんのえりものおすすめは「豊似湖」と聞き、向かってみることに。




山道を車で行き、駐車場から15分ほど歩くと到着。この豊似湖、カーナビマップを見てのとおり、空から見るとハートのかたちをしています。えりも岬の強風とは打って変わり、静けさに包まれた時間。えりものいろいろな表情を満喫することができました。
帰り道、港の灯台が綺麗でした。毎年お盆の時期には、この灯台のある公園を会場に「えりもの灯台まつり」が開かれ、ステージイベントのほか、日高地方最大級の1500発の打ち上げ花火が夜空を彩ります。えりも町の観光、イベント案内はこちら。

ハイマグのえりも紀行「えりもの春には何がある?」はここまで。みなさんもぜひ、それぞれのえりもを発見してみてください。