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日高旅行記4

1年振りの日高である。
再び夏の日高に行けること、そしてなんといっても「日高コズミック祭り」への参加。
2つの喜びと楽しみを持って胸は弾むばかりであった。
今回は日高コズミック祭り、コズミッククルーの体験記とそれに併せて巡った日高旅行記を書いてみようと思う。

8月28日(金)

10:00に新千歳空港に到着。
ひどい通り雨が出迎えてくれた。しかし、気候は最高である。
夏にこの気候を味わえる北海道は本当にいいなと噛み締めていた。
レンタカーを借り、出発する頃に雨はすっかり止み、青空が広がっていた。

新冠への移動にはちょっとした楽しみがあった。
日高道の道が延びたのだ。
これまでは「厚賀IC」で降り、国道を使って新冠や静内方面に向かうしかなかったのだが、2026年2月に新たに「新冠IC」の開通があり、移動時間が短縮された。新しい道の装いはもちろんのこと、眼前に広がる海原がいい天気も相まって気持ち良さを増幅させてくれた。ちなみに、国道の海沿いも楽しく、名店も多いため、余裕があれば行きと帰りで道を変えても面白いと思う。

「新冠IC」で降り、そのまま今回の会場である判官館へ向かう。
日高に来て2年。噂には聞いていたが、初めて訪れる場所である。
様々な縁があって、この度「コズミッククルー」として、前日、当日、翌日と参加させていただいた。
東京に住んでいるため、クルーらしいことはほとんど出来なかったのだが、気持ちだけは前のめりでこの日を待ち望んでいた。

会場では準備が進められていて、手伝えることは出来る限り手伝った。
ステージの音準備の合間、静かな判官館には秋の虫が鳴り響いている。
天気が良さそうで一安心である。明日がとても楽しみだ。

夜は新冠温泉レ・コードの湯へ。
日高に来たら訪れたい場所のひとつである。
いいお湯でした。露天風呂も気持ちよかった。

8月29日(土)

日高コズミック祭り2026当日である。いい天気に恵まれた。

主な仕事はこの日のために作られ販売をスタートするヒダカミビール COSMIC EDITIONの売り子とチケット受付での半券もぎり。

ヒダカミビール COSMIC EDITIONは「飲む詩」と銘打たれている。
御徒町凧さんの詩、山木将兵さんのギター演奏、そして醸造されたビールが三位一体となって、いい具合に混ざり合っている。

企画とディレクションをしているときおりつうふうさんの想い、御徒町さんの詩と山木さんの演奏が聴けるページはコチラ

受付でのチケット半券もぎりは来てくださる皆さんへの感謝の気持ちがふつふつと湧いてくる瞬間であった。
担当時間はいくつかあり、最後の時間帯も担当した。入場口と退場口は同一となっている為、自ずと帰られるお客様を見送ることとなった。
「ありがとうございました。気を付けてお帰りください」と声をかけると、笑顔で一言返してくれたり、労ってくれたり、ありがたい気持ちでいっぱいになった。グループを割り振られた時、最後はステージ近くにいたかったなという気持ちがなかったわけではないけれど、この時間ならではの醍醐味を味わうことができた。

イベントは気が付けば開場時間となり、開演し、気が付けば夕方、気が付けば陽は沈み、終演を迎えていた。
ステージはなだらかな芝生の斜面と繋がっている。歌や詩、祈りみたいなものがその斜面を通って空に向かっていくような気がした。「UFO呼ぶよ!」とポスターに記され、「本当に来たらどうするの?」なんて問い合わせもオフィシャルにあったようだが、もしかしたら本当に届くのかもしれないと思った。

祭りの終盤、「日高コズミック祭り、はじまりはじまりー!」と御徒町さんが高らかに叫んでいた。
らしさが詰まっていた。
何かが始まった瞬間だと思った。きっとまたこういった催しがある予感がした。

終演後、会場での打ち上げに参加した際、帰る前に一言挨拶させていただいた。
(いた人全員が登壇するシステム!笑)
そんなそんなと恐縮していたら、「たかもチームの一人なんだから」「自分がイベントを開いてると思って!」と御徒町さんから言われたことが胸に残っているのと同時に、お見送りの時に感じていたことは間違いではなく、スタッフとして動いていたからこそ生じた気持ちなのだと確信した。

帰りに寄ったセイコーマートで店員さんに「参加していたんですね」と言われて、スタッフTシャツを着ていたことをすっかり忘れていた。情報の浸透力がすごい。
ホテルに戻るまでが日高コズミック祭りだった。

8月30日(日)

昨日のことが夢だったかのように朝を迎えた。
チェックアウトをし、新冠温泉に入り、本日も判官館へ。
僅かではあったが、お手伝いをして、可能な限りの挨拶をして会場を後にした。

さて、今回は日高コズミック祭りを中心に考えていたため、観光や食事はあまり考えていなかった。
二転三転して、静内にある「赤ひげ」へ。

天気が曇りで少し肌寒かったこともあり、定食のお味噌汁で身体が温まった。
その後、SNSで見かけたイオン静内店に隣接している駐車場で開催されている「新ひだかアゴラ」に立ち寄り、さらに車で移動し、syzygy cafeでラテとプリンをいただく。
syzygy cafeのオーナーは日高コズミック祭りの出演者でもあった為、色々とお話もさせてもらった。

ヒダカミビール COSMIC EDITIONが店舗で販売を開始したということで、お土産に購入しようと近くにある「地酒と米のときわ」さんへ向かう。
詳細は割愛するが、店主さんは自分が日高で交流ある方と繋がりのある方だった。不意に選んだお店だったが、これもまたひとつの縁なのだろう。

ちなみに自宅用にと購入したのだが、東京に戻った後、結局お土産として全て渡してしまった。

最後は静内・新冠エリアを離れ、日高道に乗り「日高富川IC」で降りる。
日高コズミック祭りInstagramで紹介されていた「とみくる」に向かう。

新しい建物の匂いがしていた。2025年10月にオープンしたそう。
ここでは2025年の秋ドラマで、日高がロケ地の一つになっていた「ザ・ロイヤルファミリー」にまつわる資料展示がされていて、毎週楽しみに観ていた自分としては見ることが出来て嬉しかった。
ロケ地巡りといかなくても、ドラマに因んだ場所で行ってみたいところはいくつかあるのだ。
前日で記述しているセイコーマートは静内に行くとよく使用している店舗なのだが、偶然ロケ地だった。
そんなこともある。

今回の旅も終盤である。
いつも新千歳空港方面に向かう際、分岐点のところを間違えて遠回りしてしまうのだが、間違えずに道を進められた。またひとつ北海道に馴染めたのかもしれない。
「2年で5回日高に来てます」と話すと驚かれることが多い。でも、行ってみたいお店やエリアはまだまだある。
今回はイベントに合わせて訪れた形となったが、次訪れるなら何もない時に巡ってみたいなとも思っている。

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