Atelier NIKAP since2026/2/22
Atelier NIKAP(アトリエニカプ)は、北海道・新冠町にある、工房&レストランを併設した複合ショップ
「人・もの・食が交わる場所」をコンセプトに、ものづくりと飲食を同じ空間で展開しています。
革製品、アクセサリーを制作する工房と、地域食材を活かしたレストラン。
夜にはBarとしての機能も持つこの場所は、異なる営みを分けるのではなく、あえて重ねることで成り立っています。
工房 ― 素材から考えるものづくり



オリジナルブランド「Tsunoo」
手仕事による限定生産を基本とし、構造や素材と向き合う時間を大切にしています。カラーオーダーやフルオーダーにも対応し、使い手の暮らしに合わせたバッグや革小物の製作をしています。



ベーシックライン「Tsunoo ezodeer leather」では、北海道のエゾ鹿革を使用しています。野生で育ったエゾ鹿の革には、傷や色の濃淡など一枚ごとの個体差があります。それらを均一に整えるのではなく、自然の痕跡として受け止めて、大切にしています。
エゾ鹿は農業被害の側面も持つ存在ですが、命を資源として循環させる取り組みも広がっています。Atelier NIKAPでは原皮の段階から関わり、加工から製品化までを一貫して行うことで、素材の背景を含めたものづくりを行っています。
使い込むことで変化する質感や色味。
革製品は完成された装飾品ではなく、日常の中で育っていく道具としてデザインされています。



アクセサリーブランド「sippo’s sampling」
真珠や天然石、花などの自然素材を樹脂に封入し、日常の中にある風景をかたちにしています。
小さなスケールの中で、かけがえのない自然や、記憶に残したい時間を、いつも身近に感じられる作品です。






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レストラン ― 土地と向き合う料理
レストランでは、日高地域の食材を中心に料理を提供しています。
ランチタイムは定食やパスタを軸にした、親しみやすい構成。ディナータイムは鉄板料理や一品料理、炭火で焼き上げる肉料理などを展開しています。エゾ鹿肉を使用したメニューも取り入れ、地域資源を多角的に活用しています。
定番メニューに加え、黒板では季節や仕入れ状況に応じた料理を提供しています。固定された形にとどまらず、素材と向き合いながら内容を更新していくことを重視しています。
料理もまた、日々の試行の中で少しずつ磨かれていきます。
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Bar ― 夜の時間
夜はBarとしての利用も可能です。カウンターには各種アルコールを取り揃え、食事とともに楽しむ一杯から、Barのみの利用まで対応しています。
食事の延長としての時間、会話を楽しむ時間、ひとりで静かに過ごす時間。それぞれの過ごし方を受けとめる空間を目指しています。
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複合であるということ
Atelier NIKAPは、ものづくり、レストランという異なる営みを同じ場所に置くことで、新しい関係性を模索しています。
ものづくりと食は分野こそ異なりますが、素材と向き合い、手を動かし、試行を重ねる営みという点で共通しています。その重なりを軸に空間を構成しています。
地域資源を活用しながら、人が集い、交流し、学び合う場としての役割も担っています。ワークショップや日々の営みを通じて、次世代の担い手が育つ環境づくりにも取り組んでいます。
完成形を示すのではなく、更新を続けていくこと。
その姿勢が、この場所のかたちをつくっています。
Atelier NIKAPは、新冠という土地の中で、今日も営みを重ねています。
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店舗情報
Atelier NIKAP(アトリエニカプ)
〒059-2402
北海道新冠郡新冠町中央町8-3
TEL:0146-49-0232
営業時間
Lunch Cafe / 11:00~17:00
Lunch Food / 14:00 L.O
Dinner / 17:00~22:00(21:00 L.O)
定休日:水曜日
