from the poets #13

地球の皆さん こんにちは。【ときおりつうふう】 です。
『フロム ザ ポエッツ』のコーナーが始まって一年が経ちました!一年間ご視聴いただいているリスナーさん(居ればだけど)とNORTH WAVEさんには多大なる感謝の気持ちを送りたいと思います!そしてなんと、今回から『フロム ザ ポエッツ』はさりげなく放送時間が10分 →15分となりました!!有り難う御座います!!

佐藤広大:先日 桜祭りが開催されたという事で、いかがでしたか?
ときおりつうふう:そうですね、前年よりはちょっとだけ人は少なかったイメージですけど、今年もいっぱい人が来てくれて良かったなと。
佐藤広大:桜は咲いてましたか?
ときおりつうふう:咲いてましたね。会期の最初はあんまり咲いてなかったんだけど、後半に向かってどんどん咲いてくる様な感じです。
御徒町凧:会期って前もって決めるじゃない?今年は何日~何日だって。その通りに桜が咲かないってジレンマを恐らく抱えているよね。
ときおりつうふう:そうですね
御徒町凧:去年に至っては 始まった1日、2日目が 満開 で、結構 中盤は散ってて「何見てんだろう?」みたいな気持ちだったw
佐藤広大:マジっすかww 去年はそうだったんですね?w
御徒町凧:そうそうそう、で結構来る人とかに「まだ咲いてないんですか?」なんて聞かれて、やっぱ散ったとは言いづらいから『いやぁ~どうですかね~これから咲くのかなぁ~?』とかってやり取りをしてw でも一年後に咲くのは事実だから。
佐藤広大:まぁまぁまぁ確かにそうですねww
御徒町凧:これはやっぱ自然を相手にしているイベントのジレンマ?それもひっくるめて楽しめば良いんじゃないかな?って思ってるけど。何だったら桜祭りは連休のイベントにしたら良いんじゃない?とか実はハイマグチームでは話してる。GWはなんだかんだ人が来やすいから、でね実際出店とかも充実してるし、二十間道路自体 桜が咲き乱れていなくても結構目を奪う良い景色だから。後はまぁ プロジェクションマッピングで桜をいかに表現するか?
ときおりつうふう:日中だと難しいですよね
御徒町凧:テクノロジーに頼るしかないでしょw まぁでも今年もハイマグチームとして参戦させてもらって、日高を盛り上げようって事でね。新ひだか町 旧静内?は日高のへそみたいな場所にあるからね。なので地道に頑張っていきます。

Hi-MAGでは【桜まつり】に出店していた全てのお店の500円割引クーポン券を入れたガチャを回せるブースを出していました。

コチラが満開の静内二十間道路の桜並木。全長は7km。満開時は圧巻です。
佐藤広大:でもKさん(御徒町)相当、日高の事 詳しくなってますよね?
御徒町凧:もうプロフィール、「日高出身」にしちゃおうかなw

佐藤広大:実際、僕より全然詳しいじゃないですか?日高に関しては
ときおりつうふう:月に1~2回は来てますもんね、1回来たら一週間くらいいるし。
佐藤広大:本当に〈2拠点〉みたいな感じですもんね?
御徒町凧:そうですね、今は部屋も借りているし。前にも言ったと思うけど やっぱこっちに来ると凄く創作的になれるので、出来るだけ時間を見つけては来ようかなと思っていて。で まぁ前にも話した道産子賞だとか、奏詩会ってイベントとか 結構 北海道で詩のイベントをやらせてもらってるので、出来るだけ来たいなと。リアルな話で言うと今 まだ子供が小さくて、10歳と4歳の娘と息子がいるんだけど、子供達がもうちょっと大きくなったら、来やすくなるかな?みたいな。やっぱ「北海道に行く」って言うと必ず妻が眉をひそめるんだよねww (奥様は作家の本谷有希子さん)
佐藤広大:眉をひそめる?ww
御徒町凧:やっぱオペレーションがね、大変になっちゃうじゃない?まぁいっそ移住とかもね出来たらいいんだけど….やっぱ東京も捨てがたくてさ。だから今は行ったり来たりしながらです。

そして佐藤広大主催のモルック大会「佐藤広大杯」について。
佐藤広大:そんなお二人なんですけれども、6月の7日、8日モルックの大会に出場が決まったという事で
御徒町凧:あ~俺ちょっと法事が被っちゃってw
佐藤広大:えっ!?w ちゃんと出てくださいよ〜w
なんてやり取りがありましたが、ちゃんと出場します。場所は札幌清田区市民交流広場です。ただ出場するだけではなく【Hi-MAGブース】も設置していただけるという事ですので、大会に出場しない方でもお気軽に遊びに来てもらえれば!Hi-MAGとしてオリジナルの協賛品も出しますので、どうぞお楽しみに!大会までにはしっかり仕上げて行きます!
そして話題は、谷川俊太郎さんのお別れ会に

収録の前日に御徒町凧がそのお別れ会に参列していました。
御徒町凧:俊太郎さんには たくさんお世話にもなったし たくさん影響も受けたので、であと普段会う事の出来ない詩人達もたくさん集まるだろうなと思って、まさに三角さんに声かけて一緒に行ってきました。
佐藤広大:やっぱ影響多く受けてらっしゃるんですね?
御徒町凧:日本で詩 書いてて谷川俊太郎の影響受けてない人ってほぼ居ないよね。意識していなくてもたぶん日本人の感受性にインパクトをずっと与え続けている人だなって改めて昨日 思った。なんとも言えない感覚になって。俊太郎さんに〈夢とか希望〉みたいな事を聞くと「元気に死ぬ事だ」ってよく言ってたの。で、本当 正直いつまで生きるんだろう?って思ってて、一人の人間が成せる仕事量を もう優に超えているような感じがずっとしていたから。でも最晩年まで詩を書き続けて 活動し続けたっていう意味では凄い「憧れる」って言う事も僭越になるぐらい、あまりにも《偉大な先人》だったなって改めて痛感しましたよ。
ときおりつうふう:詩集めちゃくちゃ多いですよね?
御徒町凧:それはね、俊太郎さんに直接クレームいれた事あるw また「新しい詩集」とか言って頂いたりした時に「まだ出すんすか?」って言って。でこれ凄いリアルに自分家の本棚が一段全部、谷川俊太郎になっちゃってるの。でもやっぱ新しい詩集でたら欲しいし「もういいでしょ」っていっつも思ってたけど。それこそ俊カフェに行けばその谷川さんの蔵書が部屋中びっしりあるから。まぁちょっと中々超える人は現れないかもね、仕事量という事では。昔ながらの詩人の友達と集まって傍らで喋ってたんだけど「俺たちは俊太郎キッズだからね~」とかって言ってて、俊太郎さんが残したものをちゃんと受け取り、俊太郎さんに出来なかった事をちょっとでも実践していくのは せめてもの 手向け だなぁって日々感じておりますよ。
谷川俊太郎 – Wikipedia ←圧倒的な作品数の多さに度肝を抜かれるはずです。

そして番組恒例 詩の朗読 御徒町凧:「ただそれだけのこと」

御徒町凧:詩を読んだ後に、詩の事ってあんまり話したくないんだけど… ちょっと大いなる流れで少し話すと「ただそれだけのこと」っていうラインがベランダで煙草吸ってた時に浮かんだの。この言葉は多分この一言で完結してるんだよね。「ただそれだけのことなんだよ」って。全てにおいて。で詩を書く時にやっぱり詩の形を成そうと思って、これは詩人としての活動のエゴなんだけれど、やっぱ欲が生まれるのね?この完結している一言を拡張して、詩の形にしようって思った時に、いかにその欲に捉われずに何もない形で詩の形に出来るかなぁって事をただ実践したっていう詩で、それは少なくとも昨日俊太郎さんの最後の会に参加して、その余韻が結構 色濃く残ったなぁ なんて思いながら書いてみました。

御徒町凧:ちょっと広大には、「ヒロキに誘われて弾き出したベース 初めてのLIVEが三日前に終わった」これ聞き捨てならないでしょ? 俺、ベーシストとしてデビューしたw
佐藤広大:ヒロキさんてスパイスタイガーの?
ときおりつうふう:そうそうそう、スパイスタイガーの周年パーティーがあって、でその周年のLIVEにヒロキと一緒にバンドでまさかのKさん(御徒町)がベースで出てて
御徒町凧:スーパーナメクジダッシュっていうバンドをアイツが仲間内でやってるの、前にイベントに遊びに行ってLIVEを観て、ヒロキに感想を聞かれたの「どうでした?」って。「さすがにベース居た方が良いんじゃない?」って言って、編成的にベースレスなバンドだったから。そしたらヒロキが真顔で「次のLIVEで弾いてくださいよ」って言われて。俺ベースなんて弾いた事なかったんだけど、でもあまりにもその真っすぐな姿勢に俺は射抜かれて「あっ…うん…」って言っちゃったw 初めてのLIVEだったんだけど死ぬほど楽しくて。ベースって面白い楽器だなって思った。

御徒町凧:あまりにも楽しかったんで、多分またやると思うんで、スーパーナメクジダッシュの活動も今後(PRしていきます)俺もうバンドメンバーだからねw 北海道は色んな事をやらせてくれる土壌が良いなって思います。肩書に【日高出身のベーシスト】(スーパーナメクジダッシュ)て足さないとねw
前にKさん(御徒町)が「やってる事を減らしていきたい」って言ってた気がしますが、なんだかんだ言ってしっかり活動の幅を広げていますね!今後の活動にご注目!!
番組音声アーカイブはコチラから(準備が出来次第 随時UP)
番組へのコメントはコチラのメッセージフォームから!(詩の投稿も可)
from the poets は 毎月第3木曜日 22:00~ 佐藤広大の「from R&B」という番組内の1コーナーとして放送されています。