「ひだかミート 魚岸店」で日高ブランド肉を知る
「今日のお昼どうするかなあ。弁当にするかなあ。でも、コンビニじゃなあ」と思い巡らせていた午前十時の新ひだか町静内。気になっていたお店「ひだかミート 魚岸店」を思い出し、訪ねてみた。

早速、豚丼を注文するも「これから作るんです〜」とおかみさんの声。お弁当だと思っていたら、テイクアウトメニューだった。確かに、看板にそう書いてありました…。少し待つけど、出来立てを食べられるのがテイクアウトの良いところですよね。そして豚丼、すぐに出てきました。せっかくの機会、お会計を済ませ、お店の取材をさせてもらうことに。
僕は日高歴が浅く、特産品のこともまだあまり知識がないのですが、車窓の外に広がる風景からも牧畜がさかんなのが見てとれます。今回お邪魔した「ひだかミート 魚岸店」では、日高ブランド肉の存在を知ることになりました。
ご主人がまず紹介してくれたのは「みついし牛」の切り身。見た目にも明らかに普通ではないお肉。パンフレットによると上物率97%、極上の霜降り肉とされています。

お次は「北大短角牛」使用のハンバーグ。ボリュームは手のひら大。

この二つのブランド牛肉に加え、「ひだかホエー豚」の取扱いもありました。「ホエー」はチーズ製造の副産物。栄養素が豊富な飼料を与えることにより、臭みがなく柔らかい豚肉に。

精肉だけでなく、各種味付き肉も。こちらの肉は新冠町の「日高食肉センター」から届いているものだそう。

レジの横に、こんな切り抜きが貼ってあるのが見にとまる。

新ひだか町の静内農業高校では、オリジナルの蜂蜜やベーコンなど、さまざまな商品開発を行なっている。この記事は、ひだかミートと共同開発の「みついし牛スネ漬け込み肉」が特集されたものでした。自分と社会の接点を想像する体験を、若いうちに持つのは大切なことですよね。生産地での産学連携の実例に、思わぬところで出会いました。
商品全ては紹介できませんが、ラム肉や鶏肉、卵も揃っていて、発送用の伝票もありました。
店内にはイートインスペースがあり、メニューは丼物の他に「辛味噌ラーメンセット 小ライス&揚げ物一個(自家製チャーシュー厚め肉ど〜んっと一枚70g)」も。


生姜の効いた、脂にしつこさのない豚肉が美味。おまけに唐揚げをつけてくれました。ごちそうさまです!
〒005-0017
北海道日高郡新ひだか町静内御幸2丁目1ー49号
TEL: 0146-45-2983
営業:月曜~土曜日 9時~18時
定休:日曜日
※諸事情により、営業時間の変更や臨時休業の場合があります