Hi-MAG北海道・日高の
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Hi-MAG的旅日記。 〜おぎひろゆき編〜

2024.02.14

どうもこんにちは、Hi-MAGプロデューサーの御徒町です。

昨年10月、いつも遊んでる仲間の小木さんと紘之が日高に来ることになった。俺が日高の話をよくしていたから、興味を持ってくれたみたいで、Hi-MAG創刊のタイミングで誘ったら来てくれることになった。

「せっかくだから、何か協力するよ」と小木さんが言ってくれたから、とりあえずその旅の様子を撮影してみようと思った。でも、スマホで撮るのはちょっと気が引けて、今後も使うだろうと自分に言い聞かせてSONYのZV-E1という30万円もするカメラを購入。男3人の北海道旅を記録した。

とりあえず撮ってみた映像だけど、いま見返してみるとなんとなく日高旅の入門編的なものになっていたので、ちょっとした解説を踏まえつつ紹介をしてみる。

DAY1

まずは空港にて。

俺は先に空港に着いてゲートで待っていたら、とぼけた顔して小木さんがやってきた。カメラを見て「びっくりしちゃった」ととぼけているけど、実は「空港に到着したときからちゃんと撮影しといてね」と言われてた(笑)。

そしてなぜか「一応、サッカーボールも用意しといて」と、意味不明なオーダーも事前にあった。きっと何かを予感してのことだったのだろうけど……このサッカーボールに触れることは、このあとの滞在中一度もなかった。

時は2023年の10月下旬。北の大地のものすごい寒さを警戒していたけれど「思ったよりも寒くないね」と言い合う。これ不思議なんだけど、気温は間違いなく低いのに北海道の冬って、寒いと覚悟をしているせいか意外に温かく感じることが多い。

昼過ぎに空港についた我々は、車で15分程度のところにある地元のソウルフードと呼び声の高い(と編集長のヒロキに聞いた)「大王ラーメン」へ。新しいカメラの性能を試すべく、食レポごっこに興じる。

ラーメンを食べたら新冠に向かう。新千歳空港からは、日高道を使って1時間ちょっと。ここからは全て日高管内で撮影している。

まず小木さんたちを連れていったのは、俺のお気に入りスポット。新冠町にあるレ・コード館にて「レ・コードコンサート」を堪能する。谷村新司さんを追悼しての選曲となった。

レ・コード館の後は、レ・コードの湯へ。温泉で移動の疲れを落としたら、我らが編集長が店主を務める静内のスープカレー屋「SPICE TIGAR」へ向かう。道中、小木さんたちにも話したけれど、この店で生まれた縁がきっかけでHi-MAGができた。

行けば誰かがいる店で、毎夜賑わいを見せている。日高に通い出して2年目、ここで友達も増えた。

DAY2

二日目をむかえる。小木さんは三泊の予定だったけれど、生放送の予定が直前になって入り二泊になった。つまり丸一日フルに動けるのは今日だけ。ってことで、なかなか起きてこない小木さんを起こすところから一日は始まった。と言っても、お昼のちょっと前だったような気がする。

まずは、新冠の山の中にある「ディマシオ美術館」へ行った。

美術館の詳細は後日予定している特集記事に譲るとして、その後に行った「優駿メモリアルパーク」が、小木さんの心を大きくくすぐったようだ。動画内でも述懐しているようにオグリキャップには一角ならぬ思い入れがあるようで、記念碑の前で涙ぐんでいたのが印象的だった。

夜は、Hi-MAGチームと浦河町にある名店「さかずき屋」へ。店主のヒロ君のこだわり料理を堪能する。


店で今日一日の思い出を振り返って携帯のアルバムを見ていた紘之が「これなんか映ってません?」と騒ぎ出す。確認すると、確かに我々3人の後ろに見ようによってはUFOのようなものが映り込んでいる。

ちなみにその写真がこれ。

日暮れ前に行った「ホロシリ乗馬倶楽部」での何でもない一枚。そこにUFOらしきものが写っている。連続で撮った他の写真を参照すると移動していることもわかった。(ちなみに、この乗馬倶楽部も後日Hi-MAGにて特集します。)

「なんか写ってる!」と騒いでいた俺たちを町のみんながクールに見ていたのが気になって「リアクション薄くない?」と尋ねると、そこにいた約半数の人たちが「UFO見たことあるよ」と言うではないか。「攫われたこともある」という者もいて、我々は大興奮。

しまいには、さかずき屋のスタッフの女性が「すぐそこの公園でよく見るよ」と言うもんだから、11時を過ぎていたにも関わらず、現場へと直行!そして交信を試みる(笑)。

小木さんはしきりに「見えた!」とか「光ってる!」とか言っていたけど、俺はよくわからなかった。結局、UFOとの出会いは次回にお預けと相成りました。


「町興しに協力したい」と言っていた小木さんの言葉が、図らずも時空を超えていろんなものを動かしている。俺の目には、この人が一番宇宙人に見えるけど、ま、地球人も宇宙人だし。

慌ただしく過ぎていった、男3人の北海道旅。最終日の朝、宿泊先の軒先でギターを弾いてたら小木さんが携帯で撮影してくれてた。毎朝、ここで飲む珈琲が格別なんだよな。また誰か連れて来ようと、動画を見返しながら思った次第。続編乞うご期待!