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季節のパフェ【抹茶と栗の和パフェ】

2025.11.11

こんにちは!みなとりさ です!

肌寒くなって、冬が見え隠れしてきましたね!皆さま、風邪などひいてはいないでしょうか。

今回、ご紹介したい季節のパフェは【抹茶と栗の和パフェ】です!

【和パフェ】とは? 日本の伝統的な食材を取り入れたパフェ のこと。和の心を感じ、モダンでありながらどこか懐かしい日本の味を楽しむパフェです。

そう、今回ご紹介したいのは【パフェ】というより【日本の心】で御座います。

抹茶・栗・さつま芋・白玉・かぼちゃ・黒蜜で構成された『和』をご堪能下さい。

先ずは栗のクッキーで口を慣らし、『和』をいただく心構えを整えまましょう。

準備が整いましたなら、神器「パフェスプーン」を手に取り、さぁ出陣。

右大臣として右サイドに待ち構える薄茶色の球体「栗のアイス」を神器「パフェスプーン」で颯爽と切り伏せましょう。しっとりとした食感に栗の風味が御口いっぱいに優しく拡がります。生意気にも甘さは控えめの上品な仕上がりは流石の右大臣。生クリーム&サイコロ状にカットされた「さつま芋」と一緒に嗜むと、あなたは右大臣の『和』に包み込まれ、気付けば優しい気持ちになり、いつしか攻撃する気力を失います。そして、

左大臣として構えるのは「抹茶のアイス」。こちらも、勿論 右大臣同様の戦闘力。抹茶パウダーの衣を纏った白玉と一緒に口に運べば、そこは『抹茶天国』。周辺一帯に【京】の風が吹き始めます。

右大臣、左大臣、両方のアイスを乗せたゴマのクッキーも忘れてはいけない 一つの『和』

器の表面【内裏】(だいり)からさらに中を覗き込むと、そこには御所を守る「あずき」と「抹茶の寒天」が待ち構え、あなたを中へと誘います。

抹茶と素朴な「あずき」のどこか懐かしい風味は、一瞬であなたを【平安時代】まで タイムスリップ させ。ここが北海道の日高だという事を忘れさせます。

そう。ここまで来ると もはや、気分は平安京の十二単で着飾ったお姫様。

『秋は甘味。夕日のころはさらなり。陽もなほ、甘味ほしく落ちひたる。また、ほのかにうち光りてゆくもをかし。いとをかし。』 

なんて、しっとりとした口調で聞こえてきそうな気分に…なったりならなかったり 気付けば後半戦、残り少ないパフェに悲しんだり慈しんだりしながら神器「パフェスプーン」を片手に平安の旅を続けると…

これで終わりじゃあ ないのが椿サロンの季節のパフェ。

太政大臣である「かぼちゃのプリン」が、その濃厚 且つ 芳醇な香りでさらにもう一段階『和』にブーストをかけ、さらに満足度を高めた頃。

気付けば、あなたは周囲の顔色など気にする事を忘れ、恍惚の表情を浮かべているでしょう。そして、

器の底に仕込まれた 〖伝家の宝刀〗「黒刃」(黒糖) が、抹茶やかぼちゃ、全てを渾然一体とさせ、あなたの 頭の先からつま先 まで【日本の心】が稲妻のように突き抜け、暫くの間は放心状態となり なかなか現実世界には戻って来られず、平安時代を彷徨う事になります。

もしも平安時代に、このパフェを作れたのなら。紫式部も清少納言も、皆こぞって行列をなしていた…はず。いや、下手すると一国の主に…なんて考えながらね。

椿サロン

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