from the poets #14

地球の皆さん こんにちは。【ときおりつうふう】 です。今回も詩人:御徒町凧 (おかちまちかいと)と番組MCであるシンガー:佐藤広大の3人でお送りいたします。
そして今回から 我々のスタジオに砂時計が登場しました。いつも収録の時、ついつい話過ぎちゃってコーナーの尺を大幅に過ぎてしまい、ディレクターさんの眉間のシワが深くなっていたので。しっかり砂時計を見ながらピッタリ15分でお話したいと思います!
モルック大会「佐藤広大杯」について (清田区役所前)ちなみに佐藤広大は清田区応援大使(北海道観光大使でもある) 大会の様子については Hi-MAG 編集部 小林の記事をご覧ください。
佐藤広大:景品が大好評でした~!(僕たちHi-MAG からの協賛品)
ときおりつうふう:「偶然ピッタリ収まるエゾシカレザートートバッグ」!
御徒町凧:偶然じゃねーだろ!w 測ってんだろ!w

↑エゾシカのレザーを使って、新冠町にある atelier NIKAP(アトリエニカプ)という工房で北海道を代表する革職人が手作業で作ってくれました。(NO BORDER 株式会社)あまり知られてはいませんが、実はエゾシカの革って 他の牛や豚などの革と比べて、凄く軽いんです。従来のモルックセットは木製のカゴに入っていて、4.7kg と まぁまぁなダンベル並みの重量なのでバッグが軽いと嬉しいですよね?

なんと「モルック」という単語は【競技名】ではなく【商品名】でありしっかり商標登録されているものなんです。迂闊に「モルック」と書いた商品なんかを作って販売するとモルック協会から厳しい罰則があるとかないとか…。たぶんありますね。今回は協賛品として作ったものなので販売目的ではないですが… 一応、バッグの名前は、(あら不思議スキットルが)「偶然ピッタリ納まるエゾシカレザートートバッグ」と命名しました。

ときおりつうふう:それとヒダカミビール!!皆さんに喜んでいただけたみたいで嬉しいです。
御徒町凧:ビール貰って喜ばない人はいないからね。それがどんなビールであれw
佐藤広大:しかもヒダカミビールはお値段結構しますよね? 一缶600円くらいだから6本1セットだし結構な金額? (6本セットの金額が知りたい方はコチラをクリック!)
御徒町凧:原価は2~30円だもんね?
ときおりつうふう:違いますよ!w 原価高いんだから!そんな大手みたいな原価じゃないですよ!大変なんだから! (ヒダカミビールの内容についてはコチラをご覧ください)
佐藤広大:いかがでしたが?モルックは?
御徒町凧:何かあったっけ?w あれ?週末、、、あ~!!なんか 棒を投げたあれか!
佐藤広大:そうそうそうw、数字書いてる棒を倒すゲームですよw どうでした?つうふうさんは?
ときおりつうふう:僕ですか?そうですね… 意気込んで行った割には? 初日は思うようにいかなくて、スキットルにかすりもしなかった時は Kさん(御徒町)に「日高 帰れ!」なんて言われてw
御徒町凧:応援用のうちわを作っていったの。でも結局あれ、結果がダメだった時に頭はたく用のうちわになっちゃったね。w

説明します。こちらが、詩人:三角みづ紀(みすみ みづき) 特製 「Hi-MAG 応援うちわ」

そして、投擲を外した僕に駆け寄り、頭をうちわで叩く御徒町凧。三角さんも、応援用に作った うちわでまさか 頭叩いているとは夢にも思っていないはず。
ときおりつうふう:そういうKさん(御徒町)も、朝イチの便で東京から飛んできた割には しばらくスキットルに当たってなかったですもんね?
御徒町凧:5投ぐらい連続でねw でもアレなんだね、やっぱ あの辺りってちょっと重力が違うのかな? 清田の磁場がw 結構なんか「重力が重めなのかな~?」って調整が合わなかったw まぁこれに関して言うと、あの改めてリスナーの皆さんには謝罪をしたいなと思っている事があって、あの僕が散々『モルックに選ばれている』だとか言ってたのは、あれ全部ハッタリでwww 本当、せめて強がらないと なんか堂々といけないなと思って、強がっちゃたんだけど、実力見てもらって分かる通り全然です。

ときおりつうふう:初回のセットの相手がその日に優勝したチームで、そこで実力の差が凄く顕著に出てることによって、っていう事もあって。メンタル的な?
御徒町凧:追い込まれていったね
ときおりつうふう:まぁだけど、二日目もあったし、そういった反省も踏まえて、その日の夜に皆で河野チャンピオンの動画を見ながら、めっちゃ研究して「フォームからやり直しだ!」みたいになって、そこで河野チャンピオンって左手を高くあげるじゃない?「こっからだよね」みたいな感じで、その理由とかさ体の使い方とかバランスとか感じて「なるほど!」とかって言って、じゃ明日は最初からコレで行こう!って言いつつ皆それぞれ役割とか考えて最後はKさん(御徒町)でフィニッシュするみたいな流れも
御徒町凧:あれチームでやるじゃない?チームでやるからには理由があって、それぞれ得意なシチュエーションってあるんだよね、一番初めのあれなんて言うの?クラッシュって言うの?ガシャ?あのガシャーンっていうのが得意なパワータイプとオールラウンダーなバランスタイプと、とか、あと最後の一投?
佐藤広大:プレッシャーの中での気持ちの強さとか?
御徒町凧:そうそう。それぞれ初めて、俺たちあの夜に向き合って本当に自分が得意なシチュエーションをちゃんと告白しようって言って
佐藤広大:良いミーティングだな~w

↑初日の夜、札幌宿舎にて夜な夜なフォーム改善と作戦会議をするHi-MAGチーム。
御徒町凧:で、それがね綺麗に分散したの、得意ジャンルが。でそこは つうふう君がそれを聴いて「じゃこの並び順にして、この何投目で最終的にここで終わらせましょう」みたいな、結構ちゃんと戦略を練って
ときおりつうふう:そうですね、僕らの実力の感じも考えて、7投でKさん(御徒町)にフィニッシュターンが来るように(ノーミスだと最短5投ですが、そんなに上手くはいかないだろうから、欲張らずにしっかり7投で。という作戦)
御徒町凧:その時、僕が言ったのは、初日、本当にガッカリさせちゃうぐらい散々だったけどやっぱ『ここ一番のシチュエーションじゃないと本気になれない』っていう本当の事伝えて、だから俺は『とにかくフィニッシュに回してくれ、フィニッシャーなんだ』って、苦し紛れに言ったんだけど、それがものの見事に。
佐藤広大:そうですよ!二日目めっちゃ良くなかったですか?成績
ときおりつうふう:そうw 本当にその7投でちゃんとフィニッシュターンがきて、最後、Kさん(御徒町)の【*縦スラ】が見事に決まって (*縦に半回転で投げてスキットルの手前で着地しスライドしながら狭い所をピンポイントで当てる技)

↑縦スラではありませんが「もしも、モルックに芸術点があったなら」というテーマで生まれた投法。
佐藤広大:マジっすか!えっ?!
御徒町凧:そうそう、それで凄い細い⑫のスキットルをスコーンと抜いてね、で優勝して2セット目も僅差の2着で。
佐藤広大:で3試合目は?
御徒町凧:で、我々その後、ちょっとHi-MAGの別件があって「優勝したね」って言って帰ったねw
(Hi-MAGチームの二日目は途中退場でした)

佐藤広大:でもあのレギュレーションとか世界の河野くんがやってくれたんですけど、例えばそのHi-MAGチームが3試合目から欠場という事になるじゃないですか?じゃその後の団体戦に向けてのポイントってどうなるのかな?みたいな感じになったんですけど、数学の世界だから平均点でカバーしますって言ってその場で調整して、ちゃんとチームが一つ居なくなったとしても進行できるんですよあのスポーツ。 (河野チャンピオン、大変ご迷惑をおかけしました!)
御徒町凧:ふ~ん!凄いね!素晴らしい!河野チャンピオンの仕切りも良かったしね
だから本当ね、俺たち言ってもそこそこ練習してきたんだよね。山の家で。結構な回数やったじゃない?
ときおりつうふう:そうですね(10回未満だと思うけど)
御徒町凧:で、だけど、やっぱり屋内でやってたって事も大きいけど「俺たちが今までやってた事はただの棒倒しだね」みたいな反省をね、なんかモルックの醍醐味みたいなモノを全然やっぱ楽しめてなかったっていう事をまず痛感させられたの。でだからそこからは謙虚に、とは言えね 別に投げやりになってもしょうがないから、とにかく楽しもうと。で、そう意味では自分たちには勝ったよね?
ときおりつうふう:ん~~???まぁ、、、
御徒町凧:そこは「そうですね」でいいじゃん!w
ときおりつうふう:まぁでもやっぱり、外で、ちゃんと砂場でやるっていうのは大事だなって。
御徒町凧:気持ちよかったよね。
でその初日の反省を活かし、徹底的に研究をして、フォームの改善から。そしたら凄い思うように事が運んで。実際さ、あそこからじゃん?集中力とか体力とか。そう意味ではまだ序の口というか、何かを掴みかけたけど、でもなんかモルックの入り口には立てたかなぁ~?みたいな。
ときおりつうふう:そうですね、左手をね?恥ずかしがらずにちゃんと高くあげる(フォーム)っていうところからスタートすると、もはや 恥ずかしさとか無くなって。逆に集中力が増して、いい結果を生んだと思います。(身体のバランスも良くなり、モルックの軌道が安定します。僕はね)

↑左:初日のフォーム 中:二日目の改善フォーム 右:御徒町凧の新投法その2(芸術点)
佐藤広大:でも本当、あれって手で投げちゃダメなんですね。ゴルフとかと一緒で。ちゃんと体の反動を使わないとダメみたいです。
御徒町凧:ん~自分(広大)はどうだったの?
佐藤広大:僕も二日目 終わってから河野君に教えてもらいました。
御徒町凧:僕らね、初日、早速 youtube に上がってたじゃない?で広大が投げてるのとかを見てりょうすけが、「広大には絶対負けない!」とか言ってめちゃくちゃライバル心燃やしてたよ。w そこはいつかね、対決してもらえれば。丸坊主をかけてね。w
佐藤広大:でも本当楽しかったですね!で二日目、開会式 Kさん(御徒町)にもステージ立っていただいて。モルックの詩をですね、読んでいただいたんですけれども、折角なんで本日も良いですか?
御徒町凧:あ、そうですね。初日を経て モルックの入り口に立ち、なんかずっと動画をみながらスラスラと詩のようなものが書けて、「明日 挨拶する」なんて事も聞いてたので、詩の一遍でも読めたらなと思って。その時に書いた「勝敗」という詩の朗読をさせてもらいたいと思います。
番組恒例の詩の朗読 御徒町凧:「勝敗」

佐藤広大:素敵。でもやっぱ開会式で空気が変わって本当、Kさん(御徒町)の空気になったじゃないですか。
ときおりつうふう:ね~。自己紹介すると思いきや、急に詩を読み始めるあたり「詩人」だなと。凄いなと思って聞いてましたけど。「敗北する」ってあたり、皆ちょっとウけてましたねw

御徒町凧:あ~いう時って本当、話がまとまんなくて。結構居たよね?2~300人くらい?その人たち皆と話したくなるの、気持ちとして。広大なら ちょっと分かるでしょ?LIVEとかやっていれば。
佐藤広大:分かります!
御徒町凧:でも、皆それぞれの時間と人生があってキャラクターがあって、皆となんて話せないじゃない?だから皆に通じる言葉ってなんだろうな?って考えていると詩を読むのが一番しっくりくるっていうのが。結構昔からそうで。だからね詩を読ませてもらった。あの日はさ、みんなモルックが三度の飯より好きみたいな人たちが集まってる訳じゃん?だから詩が書きやすかったっていうか、みんなモルックの事 凄い好きなんだなって思ったら、初日、俺もまがいなりにモルックに触れて、あ「モルックってこういう事かなぁ~?」みたいな事が詩になったから。これが良い詩なのかどうか分かんないけど、でも良い時間だったよね。
佐藤広大:いや本当、良い時間でした
御徒町凧:「勝ちも負けも無くなったのに皆、笑ってた」って言った時、みんな キョトン… みたいな顔してたけどw 「いやこれから優勝目指してんすけど」みたいなw
佐藤広大:いやでもなんか、モルックって皆で楽しく相手を称えあいながら紳士にやるスポーツなので。
御徒町凧:それこそねキャンプから発祥したっていうか。だからキャンプっていう非日常みたいな時間の中で皆で。モルックが良いなと思ったのは、あの日もそうだったけど、子供から男女問わずお年寄りまで、結構みんな等しく一生懸命楽しめるじゃない?そりゃやっぱ積み上げた人たちが上手いとかっていうのはあるけど。でも囲碁や将棋のように絶対に勝てないみたいな世界線じゃないもんね?だから、それこそ俺たち二日目でさ、そこそこ良い結果を残せたとかさ、あんなの普通 付け焼刃じゃ出来ないけど、でもモルックってそういう許容度があるから。偶然に左右される事がとても多いゲームだから、勝ちとか負けとかにこだわるよりも多分この時間そのものを楽しむ、享受するっていうのが、モルックの本当の価値なんだよな~って事は初日の段階でぼんやり思っていて、それが「勝敗」という詩になったという。

佐藤広大:会場に居た方も、もう一度聞くことが出来たでしょうし、初めて聞いた方もいらっしゃると思いますけどもモルックの良さが凝縮した、そんな詩だったのかな?と、いう風に思います。
ときおりつうふう:また(大会に)出たいですね。
佐藤広大:やりましょうまた!
御徒町凧:このままじゃ終われないよ
佐藤広大:僕ここ(Hi-MAGチーム)とやれてないので、なので是非やらせてください!
御徒町凧:是非、こちらこそ。
佐藤広大:という事で砂時計も。
御徒町凧:お~!
佐藤広大:無事(砂が)落ちましたので
御徒町凧:え?結構(砂)落ち切ってた?
佐藤広大:まぁ、、、落ちてから3分くらい、、、www
もう!折角、用意したんだから!次はちゃんと砂時計見ましょう!

またね!
番組音声アーカイブはコチラから(準備が出来次第 随時UP)
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from the poets は 毎月第3木曜日 22:00~ 佐藤広大の「from R&B」という番組内の1コーナーとして放送されています。